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2016年 3月13日(日) タイトル「小松拓実」

JFA2005年宣言で掲げたスローガン

 


31日から、6日間の日程で行われたC級ライセンスコーチ講習会に1年の小松拓実が参加していた。他の部員達がピッチでボールを追っている中、彼はどのような思いを抱えここにいるのか。

 

 小松は昨年の6月、当時のLB2ndに降格した。LB2ndとは、「サッカーをプレーすることではない方法で組織に貢献する」をコンセプトに創設されたチームだ。厳しく言えば、彼は戦力外通告されたのだ。

 彼は、当時それをどう捉えていたのか。

「絶望的な気持ちになった。直前の選考試合でのプレーで上手くできた自信もあり、降格はかなりショックだった。落ちてからは、悔しい気持ちをばねに上を目指そうとしていたが、途中からその気持ちが薄れてしまった。少ない練習時間、少ない人数という環境と、事実上の戦力外通告を受けたという精神的ダメージを負った状況でも頑張り続ける覚悟が足りていなかった。」

 

 しかし、彼は目に見えて変わった。現在の彼に当時の面影はない。彼は今、「トップチームで試合に出る」という夢を明確に持ち、それを叶えるため行動している。LB (LB2ndと合併して誕生したチーム) でのプレー、育成チーム(Bチーム)のスタッフ、コーチライセンスの取得などだ。そして、そのことが組織への貢献になるはずだと信じている。

 

「トップチームで試合に出たいし、出来ることならCLにだって出たい。確かに現状は厳しい。しかしそれを悲嘆するのではなく、前向きにとらえている。今の自分は、足りないものだらけ。だからこそ様々な活動から多くのことを学びとれる。LBでのプレーに全力を出すのはもちろん、ほかの活動も自分のためになる。育成チームでスタッフをしているのも、自分が進むべきチームの考えを知るため。選手のレベルを体感するため。今回のコーチライセンス講習会も、不足しているサッカーの知識を得られると思ったから。正しい知識を得て、プレーの向上につなげたい。全部、自分の夢を叶えることに繋がるはず。」

 

彼には夢がある。彼は強くなるだろう。

 

文 3年柿澤

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