7/18(月) 双青戦(京大戦) 〇4-0(1-0,3-0) リーグ最終節から二週間が経ち、毎年恒例の京都大学との定期戦・双青戦が行われた。 前期リーグを1勝しかできずに終えた東大と、2勝に終わった京大。 ともに、この双青戦を後期以降の浮上のきっかけとしたいところだ。 3軍戦は1-1の引き分け、2軍戦は1-0で東大の勝利。ともに接戦となり1軍戦でも厳しい戦いが予想された。 梅雨明けを迎えた京都の暑さは東京とは一味違う。皮膚を焼くような太陽のもと午後3時にキックオフ。 試合は終始東大ペースで進んでいく。 じっくりとボールを回す東大に対して、京大はブロックを敷いて守る。 あまりプレッシャーを受けない中、東大はリーグ戦時よりも落ち着いて支配率を高めていく。 すると12分、中央でFW白藤が華麗なターンからのスルーパス。そこにFW多田が抜け出し、落ち着いてゴールに流し込み先制に成功する。 一年生ながらスタメンに抜擢された白藤の殊勲のアシストを、ア式のエースが貫録のゴール。幸先の良いスタートを切る。(1-0) その後も攻め続ける東大。直後の13分には白藤が、27分にはMF武田がシュートを放つも、ともに相手GKに防がれる。 守備では危ない場面を作られることもなく、結局1-0で前半を終える。 前期最終戦では1-0から後半に逆転を許しているだけに、HTも集中して戦術を確認する。 しかし、後半先にチャンスを作ったのは京大。 クロスのこぼれ球に反応した相手選手がPA内でボレーシュートを放つ。 一瞬悪夢がよぎるも、GK石川がしっかりと反応し、右手でクロスバー上へとはじき出した。 ピンチをしのぎ反撃に転じる東大。 55分、相手ゴール前にボールを運ぶと、混戦の中からSB中沖が倒れこみながらシュートし追加点をもぎ取った。(2-0) このまま優位に進めたい東大だが、61分にアクシデント。SH沢登・CB輕部が揃って足が攣り続行不可能となり交代を強いられる。 やはり暑さが牙をむく。 山岐と符がそれぞれ交代で入る。交代人数3人という制限の中では痛い交替。 すると64分にはビルドアップでのGK石川のミスから危ない場面を作られる。ここは石川がストップし何とかミスを取り返す。 交代選手もなじみ、ペースを取り戻した東大は突き放しに成功する。 67分に、武田のスルーパスに抜け出した多田がこの日二点目のゴールを決める。(3-0) 81分には相手のバックパスに詰めていたFW山岐がGKからボールを奪うと、落ち着いてカバーに入った選手をいなしてゴール。(4-0) 終わってみれば4-0の快勝。近年で最も差のついた試合となった。 ゲーム運びにはまだまだ課題のある東大だが、今回はしっかりと力の差をスコアに反映させられたといっていいだろう。 試合後には記念撮影や交流会が行われた。真剣勝負の一方で、部員同士の親睦を深めることも大事な意義の一つ。 互いに語り合い、ともに後期での飛躍を誓った。 |
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