9/18(日) 東京都大学サッカーリーグ1部 第13節 17:20k.o. @東京大学御殿下グラウンド 東京大学 2 (1-0/1-1) 1 立教大学 得点者:山岐(5分) 服部(直) (83分) 詳しいスタッツはこちら 20160918後期リーグ戦第13節vs立教大 日大に引き分けた後、立正、山梨学院に痛恨の連敗を喫し、自動降格圏外との勝ち点差は8にまで開いた。 文字通り後がなくなった東大は、シルバーウィーク3連戦での連勝が至上命題だ。 3連戦初戦の相手は立教大学。前節までで2位と好位置に付ける強豪だが、東大が唯一勝利を挙げた相手でもある。 前期勝利のいいイメージをもって試合に臨んだ。 雨が心配されたが空は何とか持ちこたえ、曇り空のもとキックオフ。 ![]() スターティングメンバー 前列向かって左から 武田・多田・工藤・北山・中沖 後列 石川・山岐・長久保・符・酒井・沢登(C) 前半 この試合も、立ち上がりはしっかりと相手を押し込むことを重視してプレーする。 すると思いがけないところから、東大に先制点が生まれる。 5分、クリアボールを相手DFがルーズにしたところを山岐がかっさらってドリブルを開始。2人のDFの間を抜けると驚異的なスピードで抜け出し、GKと一対一に。冷静に右にかわすと、カバーに来たDFをあざ笑うかのごとく転がしてゴールを陥れる。(1-0) ![]() 東大は前線からのプレスがしっかり機能し、狙い通りに試合を進める。立教大も高い個人技とスピードを生かし突破を狙う。一進一退の攻防が続く。 30分、立教大のCK。ニアに速いボールが入るとマークの受け渡しに失敗し、前に入られ合わせられる。ボールはゴール右隅に。しかしこれは、GK石川がビックセーブはじき出して再びCKに。今度は中央で合わせられるもまたも石川がストップ。こぼれ球もDFがしっかり掻き出し、前半最大のピンチを立て続けにしのいだ。 東大は工藤の精度の高いセットプレーからいくつかのチャンスを作るが、得点には至らない。 しかし高い集中力を切らさずに1-0で前半終了。 後半 後半立ち上がりの15分、ここまでの後期3試合でいずれも失点を許している時間帯。相手が出力を上げてくる中で受けに回ってしまい耐えきることができていなかった。 この試合東大は逆に自分たちが圧力を上げる。 「1点じゃ勝てない。1失点までは仕方ない。とにかく連続失点しないこと。」という監督の言葉を胸に前半通りのハードワークを続ける。 しかし67分、自陣PA付近で酒井が相手のスローインを奪った直後に奪い返され、エリア内に進入されシュートを放たれる。 GKも反応できなかったが、これはクロスバーに救われ胸をなでおろす。 それでも78分に相手CKでのゴール前の混戦から押し込まれ痛恨の失点。(1-1) ここまでの嫌な記憶がよみがえりかけるが、ここから相手を押し込み返すことに成功する。 すると82分に東大はCKを獲得。ファーに上げた工藤のボールを符が折り返すと、混戦の中から代わったばかりの服部(直)が勝ち越し点となるシュートを放つ。(2-1) 苦しい展開の中での勝ち越しに御殿下のボルテージは最高潮に達した。 勢いに乗る東大は、裏に抜け出した寺山が惜しいシュートを放つ。立教大も猛攻を仕掛けるがチャンスは作らせずにこのまま守りきる。2-1で試合終了。 遂に長いトンネルを抜け出して、第4節以来の勝利を挙げた。しかし試合後は浮かれることなく「この瞬間からこの勝利は忘れて、次の試合へ切り替えよう」との監督の言葉。その通り、ここで3連勝するしか道はない。ようやく東大ア式の残留への戦いがスタートした。 次節予定 9/22(木) 第14節 VS大東文化大学 15:10k.o. @日本大学稲城総合グラウンド SW3連戦、2戦目は現在8位の大東文化大学。勝ち点差は6。残留の為に絶対に勝利が必要な一戦です。この一戦に全力でぶつかり必ず勝利を掴みとります。応援よろしくお願い致します。 (石川悠吾) |
試合レビュー >