試合レビュー

Aチームの公式戦の試合レビューをお伝えしていきます!

東京都トーナメント2回戦vs武蔵大学

2018/11/08 0:14 に 東大ア式蹴球部 が投稿

2018年11月4日
東京都トーナメント2回戦
vs武蔵大学
●1-2(1-1,0-1)

新チーム一発目の公式戦だった先週の武蔵野大学戦。終了間際の勝ち越し点で辛くも勝ち切ったものの、個人としてもチームとしても力の無さを再認識させられた一戦となった。それから一週間。二回戦の相手は武蔵大学。昨シーズンの二部リーグでは二戦二勝だった相手だ。しかし先週より明らかに強敵。先週の東大の試合内容を考えると、厳しい戦いが予想された。先週からのスタメン変更は三人。先週怪我で欠場していたDF槇(3年・工)、MF中村紳(3年・工)の二人とGK満永(3年・養)が新たにスタメンに名を連ねた。「恐れずに積極的にチャレンジする」という先週と同じテーマを確認しあって試合に臨む。

井上、新屋を中心とした応援の中、キックオフの笛が鳴った。序盤、ディフェンスラインからのビルドアップで試合を組み立てようとする東大に対して、武蔵は前線からプレッシャーを掛けてきた。東大はそのプレッシャーにうまく対応できずなかなかペースを掴めない。そんな中で迎えた前半7分、自陣でルーズボールを拾われると左サイドを破られ、クロスからあっさり失点。鮮やかなバイシクルだった。最悪の立ち上がりになったが、すぐにイレブンが集まり心を落ち着かせる。その後、先制したからか武蔵が前線からのプレッシャーを緩めてきた。落ち着いてボールを保持できるようになり、東大が徐々にペースを掴み出す。前半19分、高宮(2年・理1)・松本周(2年・理1)の二年生ドリブラーコンビで左サイドを崩すと、クロスに中村紳が合わせ同点。早くも試合を振り出しに戻す。 勢いに乗った東大は、中村紳・松本周を中心としたサイド攻撃で武蔵ゴールに迫り続けたが、ゴールには至らずそのまま前半終了。

前半いまいちだったビルドアップの細かい修正点をハーフタイムに確認して、後半に挑む。後半10分、新10番白藤(3年・工)のインターセプトから高宮に渡ると、高宮が和田(2年・理1)へ絶妙なスルーパス。しかし和田のシュートは相手にブロックされる。後半18分、内倉(2年・理2)・和田・高宮とテンポよくパスをつないで、左サイドの松本周へ。松本周のクロスのこぼれ球に和田が反応するがこれも枠外。後半22分、疲れが見え始めた高宮に代えて茶谷(1年・文1)を投入。その後は、右サイドでの中村紳・細井(3年・工)の関係性などから再三武蔵陣内に攻め込むが、シュートまでなかなか行けずに時間だけが過ぎていく。誰もがPK戦を意識しだしていた後半45分、勝ち越し点は突然だった。右サイドでの混戦からクロスを上げられると、押し込まれて失点。ゴール前でこぼれ球に対応出来なかった。そしてそのまま試合終了。

試合後の集合で、副将の槇は「完敗でまだまだ全然足りてない。」と振り返った一方、主将の松坂は「個人の成長が所々見受けられて収穫もあった。」とした。もちろんこの試合に対して様々な見方があるだろう。しかし来年一部リーグで戦うチームとして絶対に勝たなければならなかったことに変わりはない。今回の東京都トーナメントでの二試合を通して、引退した四年生たちの存在がどれだけ大きなものだったか改めて気づかされるとともに、彼らがいなくなった今このままでは話にならないことを痛感させられた。
この敗戦を糧にして今年の新人戦・来年のアミノバイタルカップ・リーグ戦に向けて、また一から練習に励んでまいります。今後とも変わらぬご声援宜しくお願い致します。

文責 : 3年 城後

東京都トーナメント1回戦vs武蔵野大学

2018/11/08 0:12 に 東大ア式蹴球部 が投稿

2018年10月28日
東京都トーナメント1回戦
vs武蔵野大学
○2-1(1-0,1-1)

4年生が引退してからまだ2週間、東大ア式は厳しい状況にあった。新チーム初の公式戦で主将、副将、エースととがりの中村コンビが怪我で出場不可。あるだけの牙は全て抜かれ、ベンチにフィールドプレーヤーが3人しかいない危機的状況である。しかし、ピンチはチャンスでもある。代わりに出場する選手たちにとって、成長そしてアピールの場が用意された。来年度1部で戦い抜くためにもこの層の選手たちの躍進は不可欠である。各々が緊張を感じつつピッチに入っていく。
ピッチサイドでは緊張する選手たちに経済学部なのに借金まみれの井上が全力で応援する。出れない選手やスタッフの思いも背負っていざキックオフ。

前半2分、城後(3年・農)がコーナーキックからおしいヘディング、4分には城後からのスルーパスに松本周(2年・理1)のシュートと悪くない試合の入り方をする。16分、細井(3年・工)のクロスを高宮(2年・理1)がダイレクトボレーで折り返し、ムキムキの実の能力者和田(2年・理1)がゴール前フリーでシュートするが力が強すぎてボールはバーの上。
なかなか点がはいらないが、20分ついに試合が動く。細井のコーナーのこぼれ球をサイレントマジシャン高宮がボレーでゴールに突き刺し先制。サイレントマジシャンは声を出さずに拳を強く握って彼なりに喜びを表現する。しかしその後、簡単なボールロストや自陣でのファールが増えてリズムに乗れずそのまま前半終了。

コーチから修正点をいわれ後半のピッチへ。立ち上がり、後半4分、細井の機械のような正確なコーナーからエヴァンゲリオン大谷(2年・文1)のヘディングもわずかに外れる。さらに後半12分、茶谷(1年・文1)のパスから高宮が仕掛けてシュートも相手ディフェンスのブロックにあう。後半14分、茶谷にかえて西(2年・文1)を投入して試合の安定化をはかる。15分、33分、と松本周、西にそれぞれチャンスがくるが決めきれない。次第に相手に押し込められる展開が続き、ゴール前でシュートを打たれる場面もあるが、染谷(1年・文2)中心に守る東大。
しかし、35分、内倉(2年・理2)のパスを受けた吉本理(3年に・工)がゴール前でボールロストしそのまま失点。まさかの形で同点に追いつかれる。焦る東大は攻め急いでしまい、なかなかシュートまで持っていけない。このままPK戦かと思われた後半43分、吉本理のロングフィードから松本周、城後、和田とテンポよくつなぎ、スルーパスに抜け出した松本周が相手を剥がしてシュート。ゴール隅に決まる値千金のゴールでついに東大が勝ち越す。

このまま逃げ切った東大が勝利。しかし格下相手にギリギリの戦いを強いられ、誰一人満足そうな人はいない。まだまだ足りないのをピッチにいた全員が感じたはずである。ただ下ばっかり向いても仕方ない。
来週も公式戦がある。相手のレベルもあがるが、今の自分たちでどこまでできるのかを示したい。そんな強い思いで全員臨むので応援よろしくお願いいたします。

文責 : 3年 吉本理

リーグ戦第18節vs成城大学

2018/10/21 20:43 に 東大ア式蹴球部 が投稿   [ 2018/10/21 20:57 に更新しました ]

2018年10月14日
東京都大学サッカーリーグ2部 第18節
vs 成城大学
●1-2(1-1,0-1)

四月に開幕したリーグ戦も気付けばもう最終節。引退前のラストマッチとなる四年生はもちろんだが、三年生以下もピッチ内外でチームを引っ張ってきた四年生を気持ちよく送り出すため、そして都一部昇格に都二部優勝と充実したシーズンの最後を良い形で締め括るためにも勝利で終わりたい。相手は前期6-2と大勝した成城大学だが、後期に入りわずか三失点の堅守とセットプレーを武器に調子を上げており決して侮れない相手だ。一方の東大は累積警告による出場停止や怪我人の続出によりDFラインの顔ぶれが大きく変わることとなった。17節までに52得点を奪った東大の矛と成城の盾、果たしてどちらが上回るのか、いざキックオフ!

序盤からシンプルに前線にロングボールを放り込んでくる成城大に対し出足で一歩の遅れが目立つ東大。良い流れが掴めないまま前半9分、右サイドでボールを運ばれそのままアーリークロス、これを飛び込んできたボランチの選手にフリーで合わせられ失点。早くもリードされる展開となる。反撃に出たい東大はその後、ウイングの中沖(4年・経)と松本周(2年・理一)を起点に成城大を攻め立てる。前半18分には中沖が左サイドを、前半35分には松本周が右サイドをそれぞれ突破しクロスまで至るが得点には結びつかない。逆に自陣での不用意なファウルから成城大に何度もセットプレーを与えてしまい、ヒヤリとするボールも上がってきたがここは大谷(2年・文一)と内倉(2年・理二)を中心に体を張った守備でシュートを打たせない。ボールを丁寧に繋ぎ自分たちのリズムは取り戻しつつあった前半43分、中村知からのロングパスが再三右サイドで起点となっていた松本周に通り、寺山(4年・工)へ縦パス、その落としを受けた佐俣(4年・工)が右足を振り抜くと、ボールはわずかに相手DFに当たりながらも低く鋭い弾道で左サイドネットに突き刺さる。三年間出場機会に恵まれずとも決して努力を怠らず、四年目の今季ついにトップチームでポジションを掴んだダンディーゴールハンター佐俣の同点弾。応援席も喜びを爆発させる。後半の逆襲に向け勢いをつけたところで前半終了。

後半も追いついた勢いそのままに押し込む東大と奪ってカウンターを仕掛ける成城大という構図。立ち上がりの後半3分にはロングスローを至近距離で合わせられるがここは安定の染谷(1年・文2)。がっちりキャッチして難を逃れる。いつもと違う並びのためか組み立てがちぐはぐになり、押し込みシュートチャンスは作るもののイマイチ波に乗り切れない東大。パス回しを安定させ勝ち越し弾を狙うため、DFの人数を削り今季は学生コーチとしてチームのプレーモデルを作り上げてきた山口(4年・工)とストライカー井小路(4年・養)を投入し攻撃的布陣で臨む。被カウンターのリスクと引き換えにサイドにボールがより入るようになり前への圧力を上げていく中、後半25分ペナルティエリア付近でFKを得る。キッカー細井(3年・工)の右足から放たれたシュートは鮮やかな放物線を描いてゴールに向かうが惜しくもポストに阻まれる。そしてチャンスの後にはピンチが待っている。ポストに弾かれたボールを成城大に拾われカウンター発動。またも右サイドからのクロスを流し込まれ失点。再び一点ビハインドとなる。点を取るしかない東大は交代カードも切りながら攻め込むがゴールが遠い。後半44分には交代出場の和田(2年・理一)が中村知のスルーパスに抜け出し相手GKと1対1となるがシュートは枠を捉えきれない。結局同点弾を奪えないまま試合終了。無敗で突き進んでいた後期の最後で東大は敗北を喫した。

前節首都大戦を含め不甲斐ない形でシーズンが終わってしまったこと、そしてお世話になった四年生を勝って送り出せなかったことは非常に悔しいが、今シーズン築き上げてきた東大のサッカーには自信を持つべきだ。とはいえ来季東大ア式蹴球部が戦う舞台は都一部、二年前はわずか二勝しかでできずに降格を突きつけられた場所である。選手スタッフ含め部員全員が何段もレベルアップしなければ戦っていけないだろう。

今季のチーム始動から一年間、温かいご声援を賜り誠にありがとうございました。今年の四年生に限らずこれまで東大ア式に関わってくださった皆様の想いを全て背負い、責任と覚悟を持って来季の厳しい都一部の戦いに挑んでゆく所存です。その上で東大ア式が掲げる目標「関東昇格」に挑むシーズンを戦えることに感謝し、そしてそれを楽しみながら日頃のトレーニングに励んで行きます。今後とも東京大学ア式蹴球部の活動にご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。

文責:3年 主将 松坂


リーグ戦第17節vs首都大学東京

2018/10/09 20:52 に 東大ア式蹴球部 が投稿

2018年10月7日
東京都大学サッカーリーグ2部 第17節
vs首都大学東京
○3-2(1-2,2-0)

リーグ戦第17節、東大ア式はアウェイの首都大学東京に乗り込む。ア式は前節に優勝を決めているが、首都大は今年リーグ戦でまだ勝てていない唯一の相手であり、何としても勝利をもぎ取りたい。しかし、試合前にアクシデントに見舞われ、スタメン予定であった日野(4年・農)、中村知(2年・文)に代わって、吉本(3年・工)、大谷(2年・法)が急遽スタートから出場となる。イレギュラーな事態に東大ア式は対応できるのか、勝利に向けていざキックオフ!!

前半3分、開始早々にピンチを招く。東大の右サイドを突破されると、クロスを上げられ中央からシュートを許す。ここは染谷(1年・文2)がなんとか防ぐ。しかしながら直後のコーナーキック、クリアしきれなかったところをヘディングで合わせられ失点してしまう。さらに前半7分、中央でボールを失うと、そのまま中央突破からシュートを許し失点。嫌な流れを断ち切れないまま追加点を取られてしまう。その後、東大はボールを保持しながら相手のディフェンスラインの裏を積極的に狙っていくが、ゴールを決めることができない。
そこで、前半21分に佐俣(4年・工)に代えて中村知、前半23分に大谷に代えて日野を投入する。すると、一進一退の攻防が続く中、前半39分、ペナルティエリアの外でボールを受けた中村知が、ドリブルで相手ディフェンスを振り切りキーパーと1対1のチャンスを作る。これは決めることができなかったが東大のチャンスが増え始める。そして前半45分、槇(3年・工)のロングフィードに井小路(4年・養)が抜け出し、相手はたまらずファール、PKを獲得する。これを中沖(4年・経)がきっちり決めて1点を返す。このまま前半が終了。東大は逆転への兆しを残す。

後半が始まると東大は中村紳(3年・工)、中沖の裏をねらい、積極的なサイド攻撃を仕掛けるが得点に至らない。後半16分には中村紳に代えて松本周(2年・工)を投入し首都大ゴールを目指す。すると後半23分、意外な形で同点に追いつく。シュートを止めた染谷が蹴ったパントキックは相手ディフェンダーの足もとへ、彼はバックパスを図るもボールが強く浮いてしまいそれを首都大GKがなんと空振り、そのままゴールに吸い込まれる。ラッキーなオウンゴールで試合を振り出しに戻す。
逆転に向けて攻めたい東大だが、その後ピンチを招いてしまう。後半34分には崩しからのミドルシュート、後半35分には自陣ゴール付近でのボールロストからの1対1のシュートを受けるがともに染谷がビッグセーブ。守護神の孤軍奮闘により何とか首都大の勝ち越し弾を防ぐ。悪い流れの東大であったが、後半41分にチャンスをものにする。松本周が右サイドを突破すると中央へクロス、これを井小路が収めて中村知へ。この落としを中村知がダイレクトシュートを打つと、低く美しい弾道を描きゴールに突き刺さる。試合の流れなど関係ない、魔術師の左足は逆転弾を生み出した。後半45分には、吉本に代えて細井(3年・工)を投入し試合を終わらせにかかるが、最後に首都大にビッグチャンスを与えてしまう。後半46分、ルーズボールを首都大に拾われると東大ディフェンスラインの裏を突かれてしまう。これをPA内でたまらずファール。PKを与えてしまう。しかしこれを染谷がまたもやスーパーセーブ、ゴールを許さない。そして試合はこのまま終了し東大は何とか勝利を手にした。

試合には勝利することができたが、内容は2部で昇格・優勝を決めたチームとして、来季1部で戦うチームとして、あまりにも不甲斐ないものであった。しかしこのまま終わるわけにはいかない。東大ア式は今回の経験を無駄にせず、改善を目指してトレーニングに励んでいく。

次節は最終節、成城戦となります。今季を締めくくり、来季につながる勝利を目指して全力を尽くします。熱い応援をよろしくお願いいたします。

文責 : 3年 島田

リーグ戦第16節vs山梨大学

2018/10/04 2:43 に 東大ア式蹴球部 が投稿

2018年9月30日
東京都大学サッカーリーグ2部 第16節
vs山梨大学
○7-1(3-0,4-1)

リーグ戦第16節、前節で1部昇格を決めた我らが東大ア式が迎え撃つは現在最下位の山梨大学。格下相手とはいえこの試合に勝てば2部優勝が決まる大事な一戦。

この試合でア式はゲームキャプテン中沖(4年・経)と守備の要である日野(4年・農)を温存、副将の槇(3年・工)がキャプテンマークを巻きキックオフ!

前半開始からいつも通りボールを回しながら攻撃を組み立てるア式だが、山梨の守備をこじ開けられず得点に結びつかない。しかし前半20分に試合が動く。中村紳(3年・工)がドリブルで中央に持ち込みアウトサイドで左の松本周(2年・工)へキラーパス、松本周のシュートはブロックされるがそのこぼれ球を中村紳が頭で押し込み東大が先制。待望の先制点が生まれ歓喜の東大イレブンだったが、その直後に危ないピンチを迎える。しかしキーパー染谷(1年・文2)の好守もありしっかり防ぐ。迎えた前半26分、ゴール前で井小路(4年・養)が体を張ってセカンドボールを拾い中村紳へパス、そのままPA内でドリブルを仕掛けると相手もたまらずファール、PKを獲得する。そのPKを中村紳が自ら落ち着いて決め東大が2点目。
勢いそのままに前半29分にはこの日右SBで出場の吉本(3年・工)がサイド裏へ抜け出しGKの意表をつくループシュート。これは惜しくも外れるが観客を大いに沸かせる。その後も両サイドでの質的優位を活かし怒涛の攻撃を仕掛ける。そして迎えた前半終了間際の44分、白藤(3年・工)からパスを受けた中村知(2年・文)が右へサイドチェンジ、これを受けた中村紳が今度は左へカットインしシュート。練習通りの形で右隅へ決まり、なんと中村紳は前半だけでハットトリックの大活躍を見せる。守備面でも槇や大谷(2年・法)を中心にしっかり締め、3点をリードしいい流れのまま前半を終える。

さらに後半も畳み掛ける東大は開始早々の後半3分、相手のクリアミスを逃さず高い位置でボールを奪った井小路が中で待つ寺山(4年・工)にパスを出すと、寺山が丁寧にトラップしてゴールに流し込み4点目。
しかしその1分後、ロングボールで左サイド裏を取られ、クロスを上げられるとこれを中で合わされ失点。得点直後の失点は何としても避けたかっただけに嫌な流れとなる。
そんな流れを変えるべく後半14分、大谷と松本周に変え中沖と日野を投入し、前への推進力を上げる。この交代が見事的中し後半19分、左サイドの深い位置から中沖が中央の中村知にパス、中村知がポストとなりこれを落とすと走り込んだ中沖がダイレクトでシュートを放ち見事ゴール。頼れるゲームキャプテンが完全に流れを東大に引き戻す。
後半22分には寺山に変え佐俣(4年・工)を投入しさらなる得点を目指す。
後半30分には、またもや中沖が中村知とのワンツーで綺麗に抜け出すとマイナスにクロス、これに井小路がしっかり合わせて東大が6点目。完璧に相手の守備を崩し得点を奪う。
しかしア式の左サイドはまだまだ攻撃の手を緩めず、37分には中沖からクロスを受けた日野が綺麗に合わせるが惜しくもポストに嫌われる。
39分には3点目と同様に中村知のサイドチェンジを受けた中村紳が中沖にキラーパス、これを見事にトラップした中沖が流し込み東大が7点目をあげる。
41分にはこの日もガッツ溢れるプレーを見せた内倉(2年・農)と井小路に変え茶谷(1年・文1)と松山(1年・文2)の1年生コンビも公式戦初出場を果たす。
そしてこのまま最後まで攻守に集中を切らさず7-1で東大ア式が勝利、東京都2部リーグ優勝を決めた。

前節昇格を決めた後も1週間しっかりと準備し、難しい時間帯もありましたが今節も学生コーチ山口(4年・工)の志向するサッカーを遂行し優勝を果たした東大ア式、残り2節もしっかりと勝ち点3を積み上げ来季に繋げたいと思います。まずは次節、前期引き分けた首都大学東京戦の勝利を目指し、また1週間しっかりと練習に励みます。
熱い応援をよろしくお願いします。

文責: 2年 中村知


リーグ戦第15節vs帝京大学

2018/09/26 5:13 に 東大ア式蹴球部 が投稿   [ 2018/09/26 5:26 に更新しました ]

2018年9月23日
東京都大学サッカーリーグ2部 第15節
vs帝京大学
○3-1(3-1,0-0)

後期第5節、首位を走る東大が迎え撃つは、勝ち点差3で2位につける宿敵帝京大学。勝てば昇格が決まり、リーグ優勝も近づく天王山だ。

熱気と緊張感の中、前半キックオフ。すると13分、相手FKのクリアボールをうまく収めた寺山(4年・工)が左足アウトサイドで絶妙なスルーパス、抜け出した中村知(2年・文)が切り返して相手を交わし右足でゴールに流し込んだ。ア式が誇るレフティーコンビから値千金の先制点が生まれる。さらに23分、低い位置で受けた中村知が前線へロングパス、走り込んでいた日野(4年・農)が流し込み追加点をあげる。まだまだ勢いは止まらない。31分またもやカウンター。今度は中村知の絶妙なパスに寺山が抜け出しシュート、キーパーに弾かれるもこぼれ球を拾った中村知からのパスを松本周(2年・工)が右足ダイレクトでねじ込み3点目。40分には松本周のクロスに中沖(4年・経)が頭で合わせるが惜しくも4点目ならず。一挙3得点で勝負あったかに思えたが、危ないシーンが増え始める。そして前半終了間際、CBが吊り出され空いたスペースへのクロスに伸ばした足で上手く合わせられ失点。嫌なムードの中2点リードで前半を折り返す。

切り替えて後半に臨むイレブン。流れを取り戻したいところ。しかし58分には自陣深くの相手フリーキックからゴール前に良いボールが入り松坂(3年・農)と白藤(3年・工)が必死のクリア。66分には裏にうまく抜け出されたFWとの一対一のピンチをGK染谷(1年・文II)が防ぐ。バタついた展開が続くが、日野、槇(3年・工)、松坂、内倉(2年・農)のDFラインとGK染谷が体を張り、決してゴールは割らせない。そんな中でもチャンスを作る東大。64分には代わって入った井小路(4年・養)が落としたボールを、66分にはカウンターから中沖があげたグラウンダークロスを、それぞれ寺山がシュートするも決めきれない。苦しい時間帯が続く中、東大ベンチは細井(3年・工)、中村紳(3年・工)とカードを切り3バックへとシステム変更して帝京の攻撃を迎え撃つ。終盤には大谷(2年・法)、保坂(4年・法)を投入し、守りに徹する。なんとか帝京の猛攻を凌ぎきった東大。3-1で勝利を収め、一部昇格を掴み取った。

どん底から始まったこのチーム。学生コーチ山口(4年・工)の指導、そして熱き闘将中沖の指揮の下、個々としてもチームとしても目覚しい成長を遂げ、目標であった一部昇格を成し遂げた。
しかしまだ二部優勝という目標が残っている。残り3節、全て勝ってこのチームの強さを見せつけて終わりたい。最高のチームでサッカーができる喜びを噛み締めながら、気を緩めずトレーニングに励んでいく。

次節は山梨大学戦、9月30日(日)、御殿下グラウンドにて12:00k.o.です。勝てば二部優勝が決まる大一番、熱い声援を宜しくお願い致します。

文責 : 2年 大谷


リーグ戦第14節vs玉川大学

2018/09/18 5:26 に 東大ア式蹴球部 が投稿   [ 2018/10/02 3:35 に更新しました ]

2018年9月16日
東京都大学サッカーリーグ2部 第14節
vs玉川大学
○1-1(0-1,1-0)

後期開幕からここまで全勝できた東大ア式。同じく後期勢いに乗る玉川をしっかりと叩いて昇格、優勝に近づきたいところ。
しかし試合開始からわずか8分、相手コーナーキックを頭で合わせられ失点してしまう。
後期になって初めて先制点を相手に与えてしまったことや相手のプレスが予想以上に激しかったこともあり苦しい展開となってしまった。しかしその後徐々に落ち着きを取り戻していきボールを保持できるようになる。そして前半44分、ついに東大に決定機がくる。左サイドの中沖(4年・経)へのサイドチェンジから寺山(4年・工)へと繋ぎ、井小路(4年・教養)へラストパス。華麗なターンから放ったシュートはクロスバーに弾かれるが、ここに佐俣(4年・工)が詰める。しかしシュートはクロスバーの上。このチャンスをものにできない。
前半はこのまま0-1で折り返す。

後半、東大は中村知(2年・文Ⅲ)と松本(2年・理Ⅰ)を投入し点を奪いにいく。
後半開始早々の6分、この2人を起点にチャンスが生まれる。中村知のパスを松本が頭でそらし、井小路が抜け出す。しかしここは上手くミートすることができず、得点できない。
その後も東大はサイドを起点にチャンスを作り続ける。
そして後半11分、ついに待望の同点弾が生まれる。左サイドから中村紳(3年・工)があげたクロスを井小路がキープし槇(3年・工)に落とす。これを槇が落ち着いてインサイドで流し込みゴール。守備の要である槇が攻撃でもチームに大きな貢献をする。

この後も東大のペースで進むかと思われたが、玉川も負けじと反撃。しかし、ここは新守護神である染谷(1年・文Ⅱ)を中心にしっかりと守る。
後半35分、点を取りにいくため東大はDFの松坂(3年・農)に代えてFWの和田(2年・理Ⅰ)を投入。そして後半37分、この和田が中村知のパスに抜け出し、シュートを放つが無情にもポストに弾かれ得点ならず。この後もチャンスを作り続けるが決め切ることができず、結局1-1のまま試合は終了した。

今回の試合では攻撃時のゴール前での精度の低さや不要なファウルの多さ、各選手の準備の遅さなど東大の課題がはっきりと出てしまったが、自分たちの課題をしっかりと認識するいい機会となったとも言える。
次に戦う帝京は勝ち点3差で2位につけており、優勝争いのライバル。つまり絶対に負けられない相手である。
日曜日までにチームとしてさらに成長するために課題をできるだけ修正し、次の大一番に向けて100%の準備をしていく。

文責 : 3年 白藤


リーグ戦第13節vs武蔵大学

2018/09/18 5:01 に 東大ア式蹴球部 が投稿   [ 2018/09/18 5:23 に更新しました ]

2018年9月9日
東京都大学サッカーリーグ2部 第13節
vs武蔵大学
○3-1(2-1,1-0)
 
後期開幕から不戦勝を含む3連勝で首位をひた走る東大ア式。ここまでホーム御殿下では負けなしの8勝2分け。31得点10失点という圧倒的な数字を残し、まさしく「要塞」と化している。一方、唯一の敗戦は前期のアウェイ亜細亜戦で喫したものだ。いつもより早いキックオフ時間、東京都リーグとは名ばかりの神奈川県でのアウェイ試合。そして相手は難敵武蔵大学(以下、武蔵)。難しい試合になることは間違いないが、恐れることない。気合十分でいざキックオフ!
 
立ち上がりからボールを保持する東大に対して、武蔵はコンパクトにブロックを形成して構える。ブロックを作る相手に対し、サイドチェンジをしながらしっかりと押し込み、相手のロングボールに対しても⑥日野(4年・農)と⑫内倉(2年・理二)を中心にDFラインが落ち着いて対応する。両チームともコーナーキックなどのチャンスを作るも決定機とまではいかず、落ち着いた立ち上がりとなる。
そんな中、前半20分。右からのコーナーキックを得るとニアで⑦寺山(4年・工)が逸らし、ファーサイドで待ち構えていた⑩中沖(4年・経)が頭で押し込む!頼れるキャプテンが待望の先制点を挙げ喜びを爆発させる。1-0。
しかし、これで目を覚ましたのか武蔵がギアを上げる。セカンドボールを拾われ始め押し込まれる展開が続く。そして、先制から5分後の前半25分に左からのクロスのこぼれ球を流し込まれ追いつかれる。1-1。
その後も強風の中、風下に立つ東大自陣に目掛けて蹴られる武蔵のロングボールに苦しめられる。ボールは持てていてもなかなかゴール前まで運べないもどかしい展開が続く。膠着した展開を打開するべく、⑲吉本理(3年・工)に代えて③槇(3年・工)を投入し選手の配置を少し変える。
その交代からわずか2分後の前半43分。ペナルティーエリア手前右斜め45度の位置でパスをもらった⑧中村知(2年・文三)がドリブル開始。華麗なフェイントで相手DFを置き去りにすると最後は角度のない位置から綺麗に流し込みゲットゴール!苦しい展開の中、ウルトラレフティーが個の力で武蔵ゴールをこじ開けた。2-1。
 
前半をリードして折り返した東大は後半に入っても攻撃の手を緩めない。
後半10分には左サイドを突破した⑩中沖からのクロスを㉙中村紳(3年・工)が頭で優しく落とし、最後は再び⑧中村知が左足で押し込む。これで⑧中村知は2試合連続2ゴール。混戦極めるリーグ得点王争いに一気に名乗りを挙げた。3-1。
前半よりスムーズにボールが動くようになり、試合は東大ペースで進む。しかし昇格にはこの試合を絶対に落とせない武蔵も全くインテンシティーが落ちない。先週の水曜日から中3日という難しいコンディションにも関わらず前線からのプレスは前半よりも厳しくなる。ボール奪取から素早くカウンターを繰り出し何度も東大ゴールに迫る。
しかしこの日も東大は選手全員が最後までハードワークし続ける。特に中盤の底に入った⑭白藤(3年・工)はDFラインの前で広いスペースをカバーする。華麗なボールさばきから攻撃に目が行きがちな彼だが、このリーグ戦を通して守備での貢献度もチームトップクラスだ。
さらに途中交代で入った⑬細井(3年・工)と⑨松本(2年・理一)も与えられた仕事をきっちりこなす。その後も両サイドの⑩中沖、㉙中村紳のところからチャンスを演出し武蔵ゴールに迫りつつもしっかりとゲームをコントロールする。そのまま試合終了の笛が鳴り、難敵武蔵との大事なアウェイゲームを制した。
 
これで後期開幕4連勝。他会場の結果次第では次節にも昇格が決まるところまできた。
しかし、まだ何も成し遂げていない。
試合後の集合で学生コーチの山口(4年・工)が話したように「このチームで昇格して、優勝したい」。その想いは選手・スタッフ全員が共有している。
昇格・優勝を果たすまで歩みを止めることはない。

文責 : 4年 糸谷


リーグ戦第11節vs一橋大学

2018/09/05 5:13 に 東大ア式蹴球部 が投稿

2018年9月2日
東京都大学サッカーリーグ2部 第11節
vs 一橋
◯4-0(2-0,2-0)

この相手にだけは絶対に負けられない。
そんな気持ちを込めた一戦だ。相手は一橋。両校の伝統、国立のプライド、「ア式」としての意地。様々なものを背負い、この一週間準備を重ねてきた。前日から降り続いた雨はキックオフ前に止み、駆けつけてくれた応援部やアメフト部、ラクロス部のたくさんの応援を前に、試合開始の笛が鳴った。

立ち上がりから攻勢を仕掛けたのは東大。前半5分、左サイドから切り込んだ寺山(4年・工)がシュートを放つ。そのこぼれ球に詰めた中村知(2年・文Ⅲ)が冷静に決め、東大が先制する。さらに前半11分、またも中村知が魅せる。自らが倒されて得たFKを直接狙うと、虹のような軌道を描いたボールはゴール右隅に綺麗に決まり、2点目。序盤から一橋を圧倒する。

しかしその後は一橋の気持ちの込もった守備を前に苦戦を強いられる。そして前半終了間際、試合の流れを左右するビッグプレーが飛び出す。一橋のクロスから生まれたゴール前の混戦に抜け出した一橋のFWがフリーでシュートを放つ。絶体絶命のピンチだったが、ここはGK染谷(1年・文Ⅱ)が右手一本でスーパーセーブ。無失点で試合を折り返した。

後半も一進一退の攻防を繰り返す東大と一橋。絶対に勝利を譲れない両チームは選手交代を積極的に行う。そうした中で後半22分、試合を決定付けるゴールが生まれる。右サイドでボールを受けた中村紳(3年・工)が仕掛け、角度のないところから放ったシュートは見事にゴールネットに吸い込まれる。これで3点目。後半30分には中村知のFKに寺山が頭で合わせてダメ押しの4点目が決まる。その後東大は一橋の猛攻を危なげなく凌ぎ、試合終了。4-0の快勝となった。

これでリーグ戦は3連勝。目標である昇格に一歩一歩近付くことができているが、目の前の相手に一つ一つ集中していくことが何よりも大事になるだろう。次節の相手は武蔵大学。昇格争いの相手であり、非常に重要な一戦となる。久々のアウェイでの戦いになるが、全力を尽くし、勝利を掴み取りたい。

文責 : 3年 井上


リーグ戦第10節vs亜細亜大学

2018/08/30 2:11 に 東大ア式蹴球部 が投稿

2018年8月26日
東京都大学サッカーリーグ2部 第10節
vs 亜細亜
◯2-1(2-1,0-0)

初戦は負けたものの勝ちを積み重ね、見事首位で前期を終えた東大ア式。中断期間ではこの結果に慢心することなく、日々厳しい練習を重ねて来た。そして遂に後期リーグ開幕。一部昇格に向けた残り9試合が始まる。

そろそろ秋が訪れることを全く感じさせない異常な暑さの中、御殿下で後期開幕戦のホイッスルが鳴った。相手は亜細亜大、勝ち点差3の3位に位置しており、前期唯一負けた相手であるため、絶対に負けられない相手である。
前半3分、いきなり攻撃陣が魅せる。日野(4年・農)からの裏パスを井小路(4年・教)が受け、そのバックパスを中沖(4年・経)がクロス。寺山(4年・工)がフリーで合わせるがキーパー正面。序盤から4年生がチームに勢いをもたらす。
そして前半12分、日野のフリックから白藤(3年・工)、中村知(2年・文三)と繋ぎ、お得意のスルーパス。抜け出した井小路が冷静に決め先制。頼れるストライカーが堅守の亜細亜ゴールをこじ開けてくれた。

しかし給水後、暑さからかお互いの距離が遠く、単純なミスが目立つ。そんな中前半31分、PA付近で取られたFKを直接決められ1-1の同点となってしまう。
ここで2回目の給水。流れを持っていかれそうだったがためにここで意思統一できることは大きかった。
その後もボールを持つ時間が多い中迎えた前半44分、白藤からのサイドチェンジを中沖が受け、早めにクロス。またもや井小路が、相手キーパーより早くボールへ飛び込み頭で叩きつけて追加点。嫌な流れを断ち切ったところで前半終了。ミスが目立ったため利重総監督が一喝。後半も引き締めて戦う。

しかし後半は立ち上がりからセカンドボールを拾えず、亜細亜の猛攻を受けるが、怪我から復帰した新主将松坂(3年・農)を中心にDFラインがしっかり攻撃を跳ね返し続ける。そんな中セットプレーからいくつもチャンスを作るも追加点は決められない。
試合終盤、亜細亜大は主将である高身長CBを最前線に置きパワープレーを仕掛けてくるが落ち着いている東大ア式。最後まで集中して守りきり、2-1で勝ち点3を手にした。

勝ち点で並んでいた帝京大が引き分けたことで東大ア式は単独首位に躍り出た。後期開幕戦で一度負けた相手に勝利できたことは、今後の試合に向けた大きな自信につながったであろう。しかしまだあと8試合もある。この結果に慢心せず、日々弛まぬ努力を続けていく。
次節は一橋大学との対決。伝統ある一戦、厳しい試合になるであろうが前期同様勝利を掴みたい。

いざ勝負

文責:3年槇


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